katharsis

素人によるJr.追い

11/28公開 劇場版「びったれ!!!」

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初日&舞台挨拶@ブルク13で鑑賞してきた!先週公開したばかりなのにブルク13は今週末12/11には上映終了(ちなみに図書館戦争も)・・・結果初日しか観に行けそうもない(汗)。もっとやれやー!!

今年の1月にOAされた連続ドラマの続編となる今作。ドラマは漫画原作、映画は漫画原作者によるオリジナル作品とのことで。わたくし「極道」とか「ヤンキー」なんてワードが出てくると「好きな俳優さん出てなかったら見ないわー」みたいな気持ちになるもので主演は嬉しくも少々LOWな気分でドラマを観始めたんですけど、伊武の家族の話と自分の身にも起こりえる法律的なお話の一話完結、とても観やすかったし面白かったんですよね!!

リーガルものは言葉の応酬でやっつけたりやっつけられたりが面白いし(キレもの司法書士)、娘のかりんちゃんをバカ可愛がる伊武パパもキューーート☆(シングルファザー)、そして元極道の「狂犬伊武」、そんな3つの顔をもつ伊武努(田中圭くん)が主人公。仕事+かりんちゃんのお迎え等々もお手伝いして、あら?お二人方いい感じ??のパートナー杉山(森カンナちゃん)がヒロイン役。今作は杉山の実家地上げのお話と伊武家族のお話がメインに進む。

何がいいって登場人物がみんな可愛い、愛嬌あるんですよね~。伊武とVS関係になる霧浦弁護士(山本耕史)。因縁のラスボス伊武実父(竹中直人)がこの作品に厚みを持たせつつ、あんなに伊武が嫌っていたお父さんでさえクスっとさせられた。いや伊武も笑ってて・・・かりんちゃんの存在が伊武に変化を与えたんだろうなぁ。かりんちゃんをギューって抱きしめるところが愛しすぎてしょうがないパパの良い表情されていた。

特にお気に入りな役は極道時代の伊武の弟分「五十鈴(日向丈さん)」。「THE」な風貌、今となってはかなりの実力者だろうに今でもの伊武を慕って色々手を貸してくれたり、もろもろ事情で助けに行けない時のジタバタっぷりとか微笑ましくて。そのジタバタに仏のような表情で受け答える伊武も面白かったけどそれが伊武なんだろうなー。

そして伊武の娘かりんちゃんがもうキューーーートっ☆役自体とてもしっかりした子で、ご本人も相当出来る子なんだろうけどちゃんと子供らしくて何度も何度もほっこりさせられ泣かされました。かりんちゃんの強さを感じる場面はやっぱ伊武と親子だな!!と思わずグっときました。

忘れちゃいけない敵役に鈴之助くん!ドラマ好きな人なら絶対どっかで観たことのある俳優さん(顕嵐くん好きだったらSHARK2で観られる)。そして田中圭くんゴトには欠かせない彼ですが、お芝居での絡みは観た記憶がないのでW田中共演キター!大変わかりやすくいけ好かなくていやらしい役、ハマっておられましたっ。

ドラマに登場したキャストも登場するので思い入れが沸く分ドラマを観ている方が面白いとは思うけれど、そこまでややこしい話ではないので映画は映画で作品成立しているんではないかな??見終わって「あー面白かった!!」と爽快な気分でした。

舞台挨拶は色々お話してくれたけど一番印象に残っているのが上部写真「3つの顔」の極道顔をしてくれたこと。どんだけ眉間にシワ寄せられるんだよ!と突っ込みされていた表情とのこと(笑)、ムチャ振りしてくれたカンナちゃんあざーっす!